家事に追われる女性の悩みを考える

家庭を持つ女性の悩みは、大きく3つに分けられます。
1つは、家事を十分にする時間が取れないこと。
2つ目は、子どもの相手を十分にしてあげられないこと。
3つ目は、仕事と家事の両立が大変で、自分の時間が持てないこと。
これらの悩みは、どうやって解決すれば良いのでしょう。

全ての悩みに共通することは、時間がないということです。
一人で家事と仕事と育児をこなさなくてはならないため、時間が足りないのは当然です。

しかし、女性が一人で全ての家事をこなさなくてはならないわけでは決してありません。
身近にいる最も頼りになる存在は、夫です。
夫も家族の一員なので、家事や育児に参加すべきです。
女性の悩みを解消するのは、ひとえに夫の協力にかかっていると言っても過言ではありません。

電車の中やスーパーなどで見かける最近の男性は、以前よりも育児に協力的になってきています。
一時よく耳にした「イクメン」という言葉は、もう当然のことだからなのか、ぱったりと耳にしなくなりました。
しかし、本当に分担できているかどうかは疑問が残ります。
育休を取る男性は未だ少数派です。
社会は、女性の労働時間を短くすることには寛大ですが、その時間を家事と育児に割り当てることを期待している傾向があります。
女性も労働時間を短縮してもらっている分、家事と育児は自分がしなくてはならないと思い込んでいるのかもしれません。

一番の協力者は夫です。
お互いが家族の一員としての役割を果たせているのか、改めてしっかりと話し合うことが大事です。